愛しさで星は廻る

アイドルオタク活動備忘録

幻日





浮所くんは太陽みたいだ、と思う。

ブログや普段のポストで、彼を幾度となくそう表現してきた。

太陽がなければ、地球は人が到底住めるような星ではなくなる。
人間の生活を豊かで暖かなものにしてくれている太陽に、浮所くんはぴったり。
太陽のような爛々とした明るさで いつもまわりを照らしている。

そんな浮所くんに何度も救われてきた。
心が自分から抜け落ちてしまいそうなときも、気がつけば浮所くんがその心を受け止めてくれていて、そっと暖めてくれる。



月は、あんなに輝いているのに、恒星ではないのだという。
太陽が照らした部分が輝き、わたしたちの目に届く。

昔から人間は、というか日本人は、日によってかたちを変える月に思いを馳せてきた。
たくさんの和歌に詠まれ、月を見る習慣が生まれ、月からお姫様がくるお話なんてものも生まれた。
夏目漱石が、「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したというのも有名な話だ。

どうして月はそんなに人を惹きつけるんだろう。

暗くて寂しい夜を照らす一筋の光だからか。

ならば、とにかく暗く苦しかった頃のわたしの人生を
煌々と照らしてくれた浮所くんは月なのだろうか。


ずっと、太陽だと思っていた。
ひとりになると泣いてばかりで、
夜が苦しかったわたしが頼る眩しい笑顔を、
わたしは太陽のようだ、と思っていた。

明けない夜がないように
鬱屈なわたしの人生に光をもたらしてくれた浮所くんは、太陽だ。疑うことはなかった。

だけど、太陽が照らす昼間が苦しいときだってある。
希望に溢れたような明るい世界が
なにもできない自分を責めたてるように感じるときだってある。
そんなときは、月のように暗さをぼんやり照らしてくれる、
ひとりじゃないよと寄り添ってくれるような光に助けられるときだってあるのだ。

彼を見ると、いつだって彼の放つ無数の光にわたしは包まれる。
夜を夜とも感じないほどに、きらきらと輝く浮所くんに、目を細めながら、それでも一時も見逃したくなくて、必死に追う。
ステージに立って、彼を照らすライトの光を反射させてきらきら輝く浮所くんを見て、わたしは初めて彼を月だと思った。



アイドルは不思議な職業だ。

人を救う仕事は幾らだってあるけど、
(そしてそのすべてが尊く素晴らしいものであることも理解している)
アイドルのように、直接触れずに人を救う仕事はそうそう無いのではないか。

生きる意味を委ねてしまうこともあるし、上手くいかない自分の人生をかけてしまうこともある。

そうやって応援するたくさんの人の陰や負の部分を抱えて、彼らは輝くのだ。
普通にしていては暗く落ち込んでしまうほどの闇は、彼らに抱えられた瞬間にどうしようもなく明るく輝く。
わたしの心に居るときは自分自身を諦めてしまうほど大きかった闇は、浮所くんの手元に預けた瞬間にぱっと弾けて無くなった。

アイドルとは、そういうものなのだ。


だからこそ。
たくさんの人の闇を抱えて、それでも輝いている彼らには、幸せでいてもらいたい。

自分が感じた苦しみや痛み、絶望や涙を知らないまま、わたしより遠く遠くの楽園のような場所で、ただただ幸せに生きていてほしい。

自分のどうしようもない人生を預けることしかできなかったわたしの、ただひとつの願いが、いつも浮所くんを輝かせる光の一部となって、

それを浮所くん自身に反射させて、より輝けるように。

大好きだからこそ、泣きたくなるほどの真っ直ぐな想いにいつも押し潰されるように胸がぎゅっとなる。

これが「人を好きになる」ということなんだ。

浮所くんの一年に一度の誕生日に、
いつも暗くどんよりした内容のブログしか書けないわたしですが
浮所くんの幸せを願う心は誰にも負けない想いでいっぱいです。

浮所くんの22歳が、いままで生きてきた中で1番幸せな、そしてこれからの幸せな未来の序章の1年になることを願って。


2024年2月27日

きみは魔法使い


仕事終わりに空を焼く夕日を見て、ひだかくんのオレンジだ、と思う日。
ひだかくんのオレンジ。夕日のオレンジ。
明日も晴れだよ、って教えてくれるオレンジ。
それを見るだけで、なんだか疲れた気持ちも晴れていくようで、
ひだかくんの魔法だ、なんて年甲斐もなく思った。


今日はオレンジを背負って輝く、きらきらのひだかくんの20歳の誕生日。

20歳。
響きが新鮮で、やっぱり慣れない。
あんなにかわいくてかわいくてかわいいひだかくんが
もうお酒を飲める年になったなんてね。




19歳もほんとうにたくさんのことがあったね。
毎年恒例だけど、ひだかくんの19歳を少し振り返りたいと思う。


胸が鳴るのは君のせい。まるで夢の中にいるみたいに、2時間ずっとふわふわしてた。
思わず出てしまいそうになる声をグッと堪えながら、大きなスクリーンに映るひだかくんを必死に追いかけた。

少年たち。初めての座長舞台。
11人が一丸になって全てを賭けるように舞台に向き合う姿はいつだってかっこよかった。

ソロモンの偽証。あの錚々たる役者さんの中で、こんなに浮いて見えないなんてすごい。
ひだかくんの中に確たる自信が見えた作品。

FNS歌謡祭。歴の離れた先輩方に囲まれても、ひとつも見劣りしない最高のパフォーマンスだった。カウコンも。全てはひだかくんの実力が掴んだ世界。

ジャニアイ。終わり方は悔しかったけど、こんなご時世に素敵な舞台を届けようと頑張ってくれてありがとう。
特攻隊として戦地に散っていった実在の隊員の方のお手紙の朗読、当時の方の凛々しい発声で、苦しい思いを吐くその演技がほんとうに秀逸だった。
ひだかくんは憑依型の俳優さんだね。わたしにとって大事な大事な宝物が一つ増えた。

そして。
ヒーローにもアイドルにもなってくれた夏。
いつでもわたしのヒーローだったひだかくんが、本当のヒーローになった夏。
アイドルのひだかくん。ステージで舞い踊るひだかくんを見て強い活力をもらった。

大切な夏だった。わたしにとっても、多分ひだかくんにとっても。




魔法は、幼い頃は信じていたかもしれない。ディズニーが好きな今も、心のどこかで魔法を信じたい気持ちがあったり。まじめに真っ直ぐ生きていれば、いつかブルーフェアリーがわたしの前に現れて、魔法をかけてくれるかもしれない、なんて考えてみたり。
だけど、大人になるということは残酷で、「普通は」「当たり前に」「常識的に考えて」なんて現実的な言葉を並べて、魔法を信じなくなってしまった。



自分が自分でないようになってしまったとき、無意識にひだかくんの笑顔を求めていた。
ひだかくんを追うのが義務的になってしまって、その姿を見ることすら億劫になってしまったときでも、ふとした瞬間に目に入るその笑顔に釣られて笑顔になれるときもあった。

人生の長い旅路で、少し立ち止まる時もそこにはひだかくんの言葉があった。
「何かあったらすぐにいうんだよ。俺がヒーローになって助けに行くから」
まるでわたしが弱っていることを知ってたようなタイミングで掛けられたこの言葉。この言葉にどれだけ救われたか。
それは魔法以外のなにものでもなかった。

毎日布団で泣いているような日々でも、生きててよかった、という実感をくれるのはひだかくんだった。やっぱりきみはどこにも陰を作らない、誰にでも平等に降り注ぐ太陽のようで、ひだかくんがいなかったら、わたしは湿った日陰に隠れて、もしかしたらそのまま腐ってしまっていたかもしれない。
太陽が無くなると、地球は急激に冷えて
気温が-200°Cほどになってしまうらしい。
それは人が到底生きていけないような気温。
だから、わたしがいまこうやって元気でいられるのは、絶対に絶対にひだかくんのおかげ。いつもいつもほんとうにありがとう。

そうやって、いつも周りを明るく照らしてくれるひだかくん。
きみの幸せを心の底から祈っています。




夢をぱんぱんに詰めたリュックサックを背負って、
いつもまっすぐ前だけを向いているひだかくん。
こんなにも愛おしくて愛おしくて、ぎゅっと抱きしめて全てから守ってあげたい、そんな男の子に出会うのなんて初めて。



ひだかくんの魔法は不思議で優しい。
くるっとターンをすればきらきらが舞って、歌声で眠っている草木が目を覚ます。世界に色がついて、少しずつ春がやってくる。
春を待ちこがれる人間の想いが産んだような、暖かくて優しいきみ。


アイドルは他の人たちと違って、みんな少しだけ魔法が使えるけど、わたしはひだかくんの使う魔法にかかった。
少しだけ年下のかわいいきみが、わたしの心にするりと入り込んできて、ちいさくて怖がりなわたしの心をぽかぽかとあたためてくれた。
あの日からずっとわたしは幸せで、同じくらい大きな幸せをひだかくんに返してあげたいって、ずっと思ってる。



残念ながらわたしは、ひだかくんが頑張ってるからわたしも頑張る、ができる身体じゃなくなっちゃったけど、身体の奥の方からぎゅうっと沸いてくる生きる活力は、いつだってひだかくんからもらってる。


ほんとうに、わたしのすべてがひだかくんのおかげなんだよ。


だからこそ、きみには世界でいちばん幸せでいてもらいたいと思う。
毎日神様に、今日もひだかくんが幸せでありますように、ってお願いするわたしの思いが、少しでもきみの人生を輝かせることができていますように。
いつもまっすぐなきみが、これからもずっとずっとまっすぐに生きられますように。
願っても願っても足りないくらい、きみの幸せを願っています。


浮所飛貴くん、お誕生日おめでとう!!
20歳おめでとう!
たくさんたくさんおめでとう!
そして
生まれてきてくれて、アイドルとして生きてくれて、わたしと出逢ってくれて、ほんとうにありがとう!!
たくさんたくさんありがとう!!

ひだかくんがアイドルとして活躍する世界に生きられていること、とても幸せに思うよ。


だいすき!
ずっと幸せで、元気で、笑っていてね。



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2022年2月27日

拙い恋文を、君に

今日は、大好きな大好きなうきしょくんのお誕生日。
2月27日。うきしょくんを好きになってから、わたしにとってこの日が特別なものになった。



今日、かわいいかわいいうきしょくんが19歳になる。

ドラマの主演、映画の主演、大好きな先輩のバックを経験して、番組レギュラーにも選んでいただいて、この1年で目を見張るほど大きくなったうきしょくん。
とても濃い経験をした1年だったね。
大丈夫だろうかというわたしの心配は杞憂なもので、いつだって全力で楽しそうにやってのけるあなたに感心させられるばかりでした。
うきしょくんはわたしより少し年下で、
わたしからしたらかわいい弟のような存在です。
だからこそ、いつだって心配をしてしまうの、許してね。
わたしの心配なんてどうってことないよって言うように、いつも期待の遥か上を飛ぶように、
何もかもを軽々と超えてみせるうきしょくんを、ほんとうに、尊敬しています。

たくさんのことを経験したと同時に、たくさんのやりたいことが見つかった1年でもあったね。
もっと演技のお仕事がしたい。もっと歌を磨きたい。コンサートの演出がしてみたい。
あなたの口からたくさんの目標が並べられるたびに、未来に想いを馳せてわくわくが止まらなくなる。
やりたいこと、叶えたい夢、全部全部叶いますように。



うきしょくんは太陽だ。
誰も影にしないように、誰のことでも平等に照らしてる。明るくてはつらつなその姿を見ると、とてもほっとする。真っ暗だった空が白みはじめてくるように、ひとり震えていた夜が明けていくように、うきしょくんを見ているとひとりじゃないんだって思うことができる。
その翳りのない澄んだ笑顔は、何人もの人を救ってきたのだろう。
あなたは「そればっかり!」なんて不満げだったけど、あなたの明るさは人を救う力がある。
どんなに辛いときも、どんなに悲しいときも、うきしょくんが変わらずニコニコとしてくれているから、わたしはわたしでいられる。
大袈裟かもしれないけど、大袈裟になってしまうほどうきしょくんに救われているんだ。

一定の気分でいることは、思ったよりも難しい。
わたしがそうであるように、何もかも投げ出したくなる日がうきしょくんにだってあるだろう。
それでもあなたは、そんな素振りをひとつも見せずにわたしたちに笑顔を振りまきつづけている。
今日も、明日も、きっとずっと変わらず、あなたは「浮所飛貴」でいつづけてくれる。
ある雑誌のインタビューを読んで、この推測が確信に変わった。


周囲の人に自分の機嫌が悪いところや疲れているところを見せるような人になりたくない
メンタルが安定してるねとか言われることもあるんですけど、自分が意識してそう見せているっていうのもあります



あなたの信念はいつだって「アイドルでいること」からくるもの。
誰よりジャニーズが好きでジャニーズに憧れているうきしょくんには、理想のアイドル像がしっかりあることを常々感じていた。
人一倍我慢を強いられてしまうこの世界で生きていく覚悟。
僕らもいつか嵐さんのようなみんなが認める“トップ”のアイドルにならなければなりません。それまで是非ついてきてください
この一文を読んだときに、それがひしひしと伝わってきた。
ならなければならない、それは偉大すぎる先輩の背中を1番近くで見たうきしょくんから出た強い覚悟だったね。



2020年は会えない分、うきしょくんからの言葉をたくさん掬いあげて抱きしめて過ごしてきた。
あなたを幸せにするためにアイドルしてるんだから
うきしょくんの頑張る理由がわたしたちにあるなんて、なんて幸せなことなんだろうね。
あなたが幸せなら、わたしも幸せだよ。
いつも幸せをありがとう。

みんなのおかげだよ
ほんとうに数え切れないくらいかけてくれる言葉。
うきしょくんが頑張ってるからこそ全てを掴めているんだよ。
いつも優しくて暖かくて大きな愛をくれてありがとう。

2021年もずっと一緒だよ
うきしょくんの言葉は誰も置いていかない。誰も1人にしない。
まるでファンひとりひとりと目を合わせて掛けてくれているようで、あなたの言葉が大好き。
何度も救われてきたよ。ありがとう。



いつもニコニコ明るく周りを照らしてて、何でもそつなくこなすうきしょくん。だけど、その裏で誰にも見せない努力を重ねていて、負けず嫌いでストイックなところも。全部、全部好き。
あなたがいるだけで、場がパッと明るくなって、まるで花が咲き乱れるような不思議なオーラを纏う、そんなうきしょくん。
好きだなあ、と思うたびに、うきしょくんのように生きてみたいな、なんて考える。
ほんとうはすこし心配性なうきしょくんが、いつも前向きな言葉を選んで発言しているのを見ると「わたしもネガティブなままじゃダメだ」って思うんだ。思うんだけどね、やっぱりうまく生きられない。
ネガティブ思考なわたしは、どうしても先のことを案じすぎてしまって、なかなか1歩を大きく踏み出せない。失敗が怖い。壁にぶつかってしまったらもう二度と立ち上がれないような気がして、なにもできなくなってしまう。
だから、うきしょくんがどこかの雑誌で「壁にぶつかっていこうと思います」って発言したとき、その考え方が斬新で羨ましくて、ああうきしょくんのように生きたい、うきしょくんになりたいって、そう思った。
なにかに悩むことがあったら、うきしょくんならどうするかなって考える。うきしょくんが生きてきた中で培った経験を、わたしが勝手に拝借してうまく生きていこうなんて、ずるすぎるね。だけど、あなたのように生きれば、なんか全てうまくいくような気がしてるから、すこしだけ、わたしに力を貸してね。
もし、うきしょくんが道に迷って前が見えなくてどうしようもなく悩んでしまうことがあるならば、なにかが正しい道を煌々と照らしてくれるように、たくさん祈ります。知恵を借りたお返しに。祈るだけしかできない自分が歯がゆいけども、この祈りがあなたを明るい道に導くことができますように。




あのね、うきしょくん。
わたしはあなたが大好き。
他の誰でもない、あなたが好き。
あなたの言葉が、顔が、身体が、歌が、ダンスが、考え方が、ありのままの、あなたが大好き。

だからね、うきしょくんが自分の気持ちに嘘をつかずに生きていけるようにと、願っています。
どんなあなたでも構わない。あなたの人生を、あなた以外の他の誰にも触れさせないように。いつでも決めるのはうきしょくん自身であるように。誰かからの思いや誰かの気持ちや誰かからの圧や、そんなものだけであなたの人生が決まってしまわないように。届きすぎてしまった声に足元が狂わされることがないように。いつでも希望の光があなたを照らし続けるように。全ての苦しみは、うきしょくんが強くなる未来のためにあってほしい。いつだって味方でいるから、あなたはあなたらしく生きてね。そんなあなたが大好きだよ。





今日、大人の階段をひとつ登るうきしょくんへ。


あなたのことをこうやって応援できて、ほんとうに幸せです。

生まれてきてくれてありがとう。
わたしと出会ってくれてありがとう。
アイドルという道を選んでくれてありがとう。
あなたの身に起きた事ならば自分の事のように嬉しいことも、反対に悔しくてたまらない気持ちになることも。涙が出るほど人を好きになることも、全部うきしょくんに出逢って知った。
うきしょくんの夢を、わたしも一緒に追いかけさせてね。


だから、どうか神様。
何事も真摯に努力を続けるうきしょくんが、
これからも大活躍できますように。
いつまでも、ずっとずっと健康でいられますように。
大好きな大好きな大好きなうきしょくん。
あなたの世界が光で満ち溢れますように。
うきしょくんの望むものは全て手に入りますように。
簡単じゃなくても、少し苦労しても、最終的には手に入れることができますように。
いつまでも、5人の仲間と一緒にいろんな夢を叶えられますように。
思わず「幸せ〜!」って叫んじゃうような、そんな出来事があなたの身にじゃんじゃん降り注ぎますように。
あなたの幸せを願う人がたくさんたくさん増えますように。
うきしょくんの未来が、笑顔で溢れますように。
心の底から祈ってます。


浮所飛貴くん、お誕生日おめでとう。


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2021年2月27日

真夏の少年たちへ




9月19日

目が覚めていちばんに掘り起こしたのは
昨晩、眠る前の記憶だった。

ひと夏を共に過ごした高校生6人と、戦時中からタイムスリップしてきたという軍人。

あれは長い夢だったのかと考えてみたけれど、
わたしの周りの人にも、わたしと同じ夏の記憶があるらしい。
不思議なこともあるもんだ、と思いながら
長いようで短かった夏に思いを馳せた。




悟、竜二、篤、道史、明彦、和彦。
そして、三平さん。


それは突然の出会いだった。


今まで「不自由」を感じても、それに対して疑問や不満を持ったとしても、声に出して反論しようとしたことがなかった。
まあ、それが当たり前なんでしょ。声を上げたところでどうにかなるわけじゃないし。
だから、"ムキテイ"になった悟が誤解を解くのをどこか諦めていたのを見て、なんだか自分を見てるようだった。


「周りに自由が溢れているのに、あなた方はちっとも自由に見えません」

三平さんのこの一言にハッとした。
戦時中からやってきた三平さんは、どうしようもない不自由を経験している人。
そんな人から見れば、平和で、何に縛られることもなく、自由に溢れるこの世界で、不自由そうに生きる現代人はとても不思議で醜いものに思えたのだろうか。



三平さんがわたしたちに教えてくれたこと。

「世界中の誰もが不安で押しつぶされそうな日常で、三平さんは生きることは不安や怒りを勇気に変えることだと教えてくれた。それが本当の自由だということも。」

悟が最後にこう言ったのが、妙に耳に残っている。

コロナウイルスが蔓延し、世界中の誰もが不安で押しつぶされそうな、今までに感じたことのない感情を抱えている現代。
だけど、わたしたちは今日も生きている。
三平さんが生きたいと思った明日を、わたしたちはまた何もせずとも迎えられると。

当たり前のように与えられる未来を、三平さんの教えてくれた"本当の自由"で変えていくこと。
不安や怒りを勇気に変える。
今まで、不安や怒りに見て見ぬふりをし続けてきたわたしにそんなことができるだろうか。
いや、現代は自由で満ち溢れているんだ。
できないことなんてあるもんか。

不安が大きすぎて、どうしようもない怒りが込み上げて、どうしたらいいか分からなかったら この夏のことをそっと思い出してみる。
そうやって、これからの人生を全力で生き抜いてやろうと思う。


悟、ありがとう。
竜二、ありがとう。
篤、ありがとう。
道史、ありがとう。
明彦、ありがとう。
和彦、ありがとう。
みんなのおかげで、何もない夏が最愛の夏になりました。
またどこかで会いましょう。
それまで、お元気で。

三平さん、ありがとう。
あなたのおかげで、何もない夏が学びの夏になりました。
2020年の日本に来てくれてありがとう。




そして。

なにより、初めてのドラマ主演を務めた美 少年の6人へ。

まずは、お疲れ様でした。
こんなに素敵な作品に、デビュー前から、しかも6人全員で関われたこと、一ファンとしてとても誇らしく思います。

ドラマのポスター撮影のときの顔つきと、TELASAの「美 少年、泣く。」のときの顔つきが違っていたこと。
このドラマで成長したんだなと実感して、なんだか母親のような気持ちになりました。

ドラマを追うごとにどんどん洗練されていく演技。
初めはハラハラして見ていたのに、終わりに近づくにつれて役として6人を見ている自分がいました。

この"不自由"で埋め尽くされた夏を、自由に駆け抜けて行く美 少年に何度頬が緩んだことか。
ドラマだけじゃない、コンサートやテレビ出演、雑誌…たくさんのお仕事を両手に持って、本当に大変だったはずなのに、いつだって楽しそうに振る舞っていた6人。
だけど無理やり笑顔を作ってるんじゃなくて、心の底から楽しい!って思ってるような、そんな振る舞いにいつも癒されていました。
初めてのドラマ主演、ファンのわたしには計り知れないくらいの苦労があったはず。
本当にお疲れ様でした。
この経験が、6人の将来にでっかい光をもたらしてくれますように。


怒涛の夏の終わりと共に、季節が秋へと移り変わった気がする。
6人の活躍と、真夏の少年カンパニーの皆さんに最高の幸せが訪れることを祈って。

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2020年9月24日

世界一幸せなのは


突発的に筆を取りました。

直ぐにこの気持ちを書き留めておきたくて、
寝かせたりなんかしたら、きっと忘れちゃうから
ブログに記します。




happyレター、読みました。
そして、聞きました。


手紙を聞く、ってどういうこと?と思った方は
今すぐ↓この動画を!





浮所くんへ

びっくりした!
このお手紙が、Johnny's netで公開されたとき
おうちで普通にご飯を食べていたわたしは、
思わず箸を止めて、直ぐに見に行きました。

びっくりした。
あなたの字で、わたしたちへの思いが書かれてるから。
今日、なんの日だっけ?なんて
カレンダー確認してみたりして。

緊張なのか、いつもより崩れたあなたの字を見て
ひとりでは抱えきれない愛おしさに襲われました。

好きだな、なんて月並みなことですが、
わたしは浮所くんが好きです。
もう何兆回も思ってるけど、
あなたを知るたびに、どんどん好きが増えていく。
不思議なもので、浮所くんを知れば知るほどに
嫌いからかけはなれた感情ばかりが浮かんできます。

「浮所くんの笑顔にパワーもらってます!」
いつかのファンレターの締めで書いた文章です。
なんだか元気が出ないときも、辛くて泣きたいときも、
いつも変わらずニコニコと明るい笑顔を見せてくれる浮所くんに、幾度となく救われました。
だから
「あなたを幸せにするためにアイドルしてるんだから」
って文を見たときは、涙が止まらなくなりました。
なんだか、この人は全知全能なのかな。なんて。
何も知らないはずなのに、何故か弱いところに被さる優しい言葉をかけてくれる
それはもしかしたら才能かもしれないね。

YouTubeも、見ました。
再生するのに5分くらいかかったけど(笑)
優しくて柔らかい浮所くんの声は
やっぱり弱いところに被さる絆創膏みたいで、
自然と涙が出ました。

1人で録音してたのかな。
まるで誰かに話しかけてるみたいで、
ファンを思い浮かべてくれてたのかな。
そうだったら嬉しいな。と
甘ったるい妄想ばかりしています。

自粛ムードで、何も楽しくない日々。
現場もなくて、ただ生きてる、ただ就活してる、みたいな、味気ない日々。
だけどそこに浮所くんがいてくれるなら、
世界が色を持ちます。
なんならディズニーの世界のように、
花も勝手に咲くし、鳥も勝手に歌い出すし。
だから、今日も浮所担で幸せです。

浮所くんは
「あなたを幸せにするためにアイドルしてるんだから」
って言ってくれたけど、
わたしは
「浮所くんが誰よりも幸せならそれでいい」
と思ってます。
幸せそうにアイドルをまっとうする姿が、わたしにとって何よりの幸せです。
もしかしたら、世界一幸せなのは わたしたちなのかもしれないな、と思いながら このブログを書いています。

世界中の幸せが、浮所くんと、浮所くんを取り巻く世界に、惜しげも無く降り注ぎますように。

2020年4月22日

それは星が生まれた日


今日はアイドル浮所飛貴くんのお誕生日です。*1
入所4周年おめでとう!


那須くんも入所日!うきなすおめでとう!!



ひと月前に浮所くんへの愛をだらだらだらだら綴ったブログを書いたけど、今回も、溢れて止まらない浮所くんへの愛をタラタラタラタラ書き殴っていこうと思う。




「もし自担に会えたら、何を伝える?」

ふいにされた質問に、わたしはなかなか答えられなかった。
質問してくれた人は、なんとはなしにしたものだったのだろう。頭を抱えて悩むわたしに少し困ったように笑っていた。


「好きです!」
まぁ、それは言うだろうけど。

「これからも応援してます!」
これも言うだろうけど。

「頑張ってください!」
これは言わないかもしれない。頑張ってって言葉あんまり好きじゃないから。

「こんなところが好きです!」
これも伝えたいけど、端的にまとめられるだろうか。

「貴方はわたしの生きる理由です!」
いやいや、重たすぎるでしょ。こんなの思ってても言えないなぁ。

「変な女に引っ掛からないでね!」
これも伝えたいことだけど、余計なお世話だよって思われそう。オカンか。

「生まれてきてくれてありがとう!」
初対面のオタクにこんなん言われたら怖いかなぁ。

「アイドルという道を選んでくれてありがとう!」
…やっぱりこれかなぁ。



少し考えただけでも、伝えたいことがどんどん頭に浮かんできて話がまとまらない。
きっと浮所くんを目の前にしてしまったら、もっとパニックになって何も言えなくなってしまうかもしれない。

ぐるぐる考えたわたしは、
「好きです、って言うと思います…」
なんて、いちばん在り来りな答えをした。




今日はアイドル浮所飛貴くんの4歳の誕生日。

中島健人くんに憧れて、この世界を志した浮所くんが スーパーキラキラアイドルへの道に一歩踏み入れた記念の日。

ステージに立つ浮所くん。堂々としていつも楽しそうで、気がついたら目が追ってる存在。
誰よりも努力してる浮所くん。おうちで表情の練習してた裏話を聞いたときは愛おしくて愛おしくてたまらなかった。
人懐っこい浮所くん。先輩の中にひとりでずんずん入っていけて、気がついたら中心にいる、みたいなコミュ力の塊。わたしはとても人見知りで気が小さいタイプなので、浮所くんが羨ましいです。憧れ。




今日からアイドル5年生、もっともっと浮所くんの夢や目標がたくさん叶っていきますように。



2020年4月11日

*1:2020年4月6日更新のYouTube内で4月11日を入所日と言っています

18歳になったキミへ


立春が過ぎても、季節はなかなか進まない。

暖かくなったかと思ったら、寒くなって、また暖かくなる。
春を待ち焦がれる草花が、今か今かと顔を覗かせはじめて、暖かくなるのをじっと待つこの頃。



18年前の今日。
みんなが待ち焦がれる春の太陽のような
明るくて暖かくて優しい男の子がこの世界に生まれた。






浮所飛貴くん、

18歳のお誕生日おめでとう。



浮所くんをすきになって、もうすぐ1年。
過ぎた日を思い返して、まだ1年か、なんて考えては
まだ知らない季節があることに、もどかしさを感じている。





キミを初めて見つけた日。

いつ頃だったかな、まだむしむしした気候になる前の、すこしだけぐずついた空の日だったかも。

何気なく見ていたYouTubeのおすすめに突然現れたその動画。

一瞬で目を奪われたのは、横一列にならんだ6人のいちばん端っこで、誰よりも大きな声を出して動画を盛り上げてるキミだった。

そこからゴロゴロと落ちていくのは早かった。






キミに初めて会った日。

うだる程の暑さの日だった。

チケットと、ハンディファンと、キミの色に光るペンライトを抱えて向かった灼熱の六本木。

眩くて思わず目を細めてしまうほどのライトを浴びたキミはこの世界中の誰よりも輝いて見えた。






キミに決意を固めた日。

スマートフォンの小さい画面の前でペンライトを振りながら、大きい会場でパフォーマンスするキミを見た。

大きな花束を持って涙する先輩の姿に、だいすきな6人の未来を重ねる。

その姿が見たくて、目指す夢を掴んでほしくて、キミをいちばんに応援することを心の中に固く決めた。






キミに想いを馳せた日。

自分より年下の子が、9,000km近く離れた異国の地にいるなんて、不思議な感覚で。

iPhoneの時計アプリに、ロサンゼルスの時間を登録して、「今向こうは夜中かな」、「そろそろ日が昇る頃かな」って、

日本にいるのに魂はここにいない、そんな数日間を過ごした。

帰国のお知らせを聞いたときは、ほんとに安心して、身体の力がふと抜けていくのを感じた。






キミの度胸を感じた日。

噂通りだった。

スクリーンに、大昇くんが映った瞬間の会場のざわめきで、ぴょこぴょこ飛び跳ねて喜ぶキミに肝が据わった大物っぷりを感じた。

完全アウェーな会場で、いつも通りキラキラアイドルを貫くその度胸に、何度だって恋をした。






キミの成長に感動した日。

いつの間にか1年が終わろうとしていた。

プレミアチケットを握りしめて向かった日比谷。

大きな柱に載るキミの姿を何度も何度も写真に収めた。

「帝劇で一番目を引きたい」と語ったその言葉は嘘ではなかった。

どんな瞬間でも、わたしの目はキミに釘付けだった。






わたしが、浮所くんと過ごしてきた一年。

正確には9ヶ月くらいだけど。

一瞬たりとも目を離すことができなくて、どんどんその魅力に引き込まれていく。


いつも元気いっぱいで、天真爛漫なところ。
とても素直なところ。
カメラが大好きで、メンバーがISLAND TVの撮影をしているとその気配をどこからか嗅ぎつけて映り込んでくるところ。
いつもファンのことを考えてくれるところ。
「浮所担って楽しいと思ってもらえるように頑張る」なんて嬉しいことを言ってくれるところ。
人が大好きで懐っこいところ。
ネガティブなことを言わず、否定的なこともポジティブに捉えるところ。
たくさん食べるところ。
笑うときにお口に手を当てるところ。
ファンサがとっても丁寧なところ。
ダンスや歌に手を抜かず、常に最高のパフォーマンスをしようと努力するところ。
なにごとも積極的にぶつかっていくところ。
このお仕事に貪欲なところ。


挙げはじめたらキリがないくらい、とめどなく「好き」がこぼれ落ちていく。


こんなにアイドルを好きになるのは浮所くんが初めてだ。




わたしたちの前では、絶対に弱さを見せようとしない、その強さも好き。


「意外と落ち込むときもある」「勢いだけで生きてるように見えて、意外と心配性」「プレッシャーに弱い」

この言葉は全て那須くんの口から語られた浮所くんの一面だ。

焦って那須くんに「営業妨害!」と突っかかる浮所くんに、彼の本当の姿を見た気がした。

いつだって自信満々に見えるステージ上のその姿は、何度も悩んで、落ち込んで、必死に練習した結晶。

本当は心配性でプレッシャーに弱くて気にしいな面を、明るく天真爛漫で元気なイメージの膜で覆って隠す浮所くんに、どうしようもなく愛しさが溢れた。

“アイドル”としてのパブリックイメージを大事にする浮所くん。

その意識の高さに何度も心酔した。










18歳になる浮所飛貴くんへ。




あなたの見るすべての景色が、どうか美しいもので溢れかえっていますように。

5年先も、10年先も、もっともっと遠い未来も、
隣を見れば5人の仲間がいて、振り返れば数え切れないくらいのファンがいて、その輪の中であなたが笑っていますように。


あなたの見せてくれる世界が見たい。新しい世界を見せてあげたい。





私にとって浮所くんは
大好きでたまらなくて、守りたくて、周りに自慢したいけど見つかってほしくなくて。
笑ってる顔が見たくて、だけど弱い部分も見せてほしくて。
世界一幸せになって欲しいと心から願う、そんな人。


日本で、いや世界で、いやいや宇宙でいちばん「光」が似合う人。
太陽のように明るく周りを照らしてくれて、あなたが照らす場所には影なんてできない、不思議な光を持つ人。
そしてなにより、「光」のもとにいることが、照らされてきらきら輝く姿がいちばん似合う人。
かっこよくて、かわいくて、時に子どもみたいで、でもとてもしっかりしてて、周りを見ることができて、揺るがずにずっとアイドルな、そんな人。


あなたの目から指先から身体から放たれる衝動に、何度も撃ち抜かれて、目が離せなくなって、いつの間にか虜になってしまう、そんな人。








浮所飛貴くん。


18歳おめでとう。


あなたが世界でいちばん幸せな人生を送れますように。




2020年2月27日